新築住宅への憧れ

新築という言葉への憧れとトキメキは、年を経るにつれて段々と大きくなっているような気がします。幼い頃、実家を新築することになったときも非常に高揚したことを覚えているんです。私はまだ幼くて何が何やらわかっていませんでしたが、父と母は、時にはケンカをしつつも嬉しそうに膝を突き合わせて新しい家について相談していましたし、いざ我が家の建設が始まったときには、私も母と一緒に大工さんへのお茶出しに精を出したものでした。今でもあの綺麗な木材が並ぶさまと木の匂いは忘れることができません。それからゆうに25年は経ちましたが、私が自分の家を新築できるかというと結構あやしいなあと思っています。ようやく子どもが産まれ家族計画は落ち着いたところですが、家を建てるとなるとまだまだ貯金が乏しいと感じるんです。実家のように注文住宅ではなくとも、建売や中古物件のリフォームでも良いから持ち家が欲しいなとは思っていますが、まだまだ道のりは遠いのかもしれません。昭島市 新築